[Diary]
DesktopPCのディスプレー・キーボード・マウスを利用してRaspberryPiを使えるようにする
2014年5月20日(火) 地元の小学校にRaspberry Piのお話を伝える
PEG−programming education gathering−
http://pegpeg.jp/
に連絡をとり、Raspberry PiとSDHCカードを1クラス分いただいたことを伝えた。
- 学校のPC教室でRaspberry Piを使いたい
- PC本体はあるがケーブル類は必要
上記の2点も併せて伝えた。
2014年5月21日(水) Raspberry PiとSDHCカードが届く
- パッケージが小さいので持ち運びできそう
2004年5月22日(木) Raspberry Piで始めるどきどきプログラミングの本を購入
- Raspberry Piを動かすのに最低限必要なものを確認
- PC教室で動かすにはHDMIからVGAへの変換ケーブルが必要
- この変換ケーブルだけは私にとっては高額なので確実に動作する推奨品を購入
- 予算がないのでまずは10本だけ発注をかける(1本1280円)
- ビデオのコンポジット出力端子があるのでコンポジットケーブルでTVに出力できると嬉しいのだが・・・どうだろう。
2014年5月24日(土) HDMIからVGAへの変換ケーブル 10本が届く
2014年5月25日(日) 動作テスト開始@自宅
ドキドキしながらケーブルその他を取り付ける
アナログTVとPCディスプレーを兼ねているもの(SharpのCrisia)に付けてみる
ビデオケーブルを使用してのディスプレー表示はできず
- SDカードキーボード・マウス・microUSBケーブル・黄色のビデオケーブルを取り付ける(気をつけるのは以下の部分)
- SDカードを挿す場所は裏側
- SDカードの裏表(金属部分同士が付くようにとりつける)
- microUSBケーブルの先マークが裏から見えるように付ける
HDMIからVGAへの変換ケーブルにPCで利用していたVGAケーブルそのまま取り付ける。
- HDMIからVGAへの変換ケーブルを利用に変更するとなんとか表示はできたけど微妙に画面が左に寄っている。
- 「入力信号が対応範囲外です。V:60Hz H:45.0kHz」だったかな?の表示もでる。
- まずは曲がりなりにでも画面が表示されたので、正しくシャットダウンする。
- ACTランプがずっと点かないことを確認してmicroUSBケーブルのコンセント側のUSBを外す。
- 再度USBを挿してRaspberry Piを起動する。
- 正常にディスプレーにデスクトップが表示された。
Scratchを動かしてみる
- 今回はSDカードにOSもアプリも既にインストール済みの状態で送付されるので第3章の「プログラミングで猫を自由に操ろう」 から始めることができる。
- デスクトップにネコのアイコンでScratchの文字で始まるがいくつもあるので気をつける。
- Scratchとだけ書いてあるものをクリックすること。
- 小学生に試しに使ってもらうと結構楽しんでやってくれた。
- ネコ歩きのプログラムの保存までは約5〜10分でした。
- ScratchProjectフォルダに何かファイルがあるようなのでWorksというフォルダを作成。ここにnekoarukiファイルを保存(nekoarukinamae)「namae」のところには自分の名前をローマ字でつけました。複数人のデータを集めるにはこの方がいいかもしれない。
LANに繋いでみる
- 一旦シャットダウンしてLANケーブルを取り付けてから起動した
- インターネットにちゃんと繋がった (我家ではDHCPもOKにしている)
- でも小学校では固定でIPふってたはず。
- さて、作った作品を集めるにはどうしよう。
- 端子の関係でLANで繋いで作品データ集めたいなぁ
- Midoriブラウザ pegのサイトは少し重くてRaspberry Piでの表示にはCPU使い切ることがあるので他のサイトと一緒に見ることはしない方がいいかも知れない。
2014年5月29日(木)校長先生と打合せ
PTAでお手伝いくださる方と共に小学校へ出向き、Raspberry Piを校長先生に見てもらう。
興味をもってくださり、「まずは福島区の先生方にお試し講習を考えています。」と伝えると
「まずはこの小学校の先生方への講習をお願いします。」ことでした。
基盤にUSBポート・LANの口・HDMI・SDカードスロットなど全部がむき出しでついている。このようなものを見るのはなかなか良い経験だと思っていただけたようです。
これでこの小学校での講習は開催できることが確定。
最初は先生方やスタッフとして参加できそうな方に体験してもらう。
その後日程調整をして子どもや地域の人の他に他地区の区内の人にも体験してもらおう。
2014年5月29日(木)動作テスト開始@小学校のPC教室
PC教室で動作テストと追加で入手が必要なものの有無をチェック。
以下のものを準備する必要がある事がわかった。
1つ100円で購入可能なもの (不良品があってもそれは仕方がないとする)
- 3個口のタップ 25個 ディスプレー電源を取っているところからテーブルタップを繋ぐ口を作る
- テーブルタップ 25本 Rasp Pi の電源2つ分を取る
- USB充電器 50個
- microUSBケーブル 50本
1000円以上と思われる必要品は以下のもの
- HDMI=>VGA変換ケーブル
- PS/2=>USB変換 またはUSBキーボード
さて、予算を考えよう。
2014年6月5日(木)動作テスト2日目@小学校のPC教室
小学校のキーボードがPS/2接続だったのでUSB変換ケーブルを試す。
1000円台のケーブルはもちろん動作したが、400円弱のUSB変換ケーブルでも動作した。
連打するゲーム向けではないので多分これで充分。
動作テストを見ていた大人達にはカバーをしていないラズベリーパイを動かすのはかなり好評。わくわくしてもらえるようだ。
さて これからの課題は
- 予算確保
- 作ったファイルを回収するかどうか決める
- インターネットへの接続するかどうか決める
- 先生向けとこどもを含む地域向けの開催日を決める
などなど
あせらず一歩ずつするかな?
2014年6月14日(土)予算交渉
- 既に今年度の予算が確定後に出てきた今回の件に予算をつけるには
複数の団体と交渉して確保するしかない。
- 各団体の予算執行の説明責任を果たせる条件が何かを聞き取る
- 各団体から出してもらえる金額を聞き取る
- 各条件をクリアできるよう調整
おかげさまでなんとか予算確保できました。
2014年6月25日(水)必要な部品の発注完了
電源延長・タップ・HDMItoVGA・USB電源・USBmicroケーブル・RaspberryPiのケース代わりのイベントホルダー・PS/2toUSBetc
2014年6月27日(金)試しにScratch日本語パッチあてる・Hostname(PC名)変更する
- Scratch日本語を直接入力できない為パッチをあてる
- Hostnameを変更する
クラス単位で同時に利用するため各PCを区別する必要があり、pi01などの名前をつける
- 1日ではできないので複数日にわけて作業する予定
Windowsユーザには作業イメージがわかず敷居が高い
RaspberryPiを起動する前に
- USBハブにマウスとキーボードを繋ぐ
- 日本語パッチのファイルをいれたUSBメモリを繋ぐ
- RaspberryPiを起動
- ファイルマネージャを起動
- USBメモリからPiのルートに日本語パッチのファイルをコピー
- ターミナルを立ち上げてコマンドを打ち日本語パッチをあてる
Windows風に上書きコピーするには別フォルダにある2ファイルを書き換える必要があり、コマンドで作業した方が簡単であることがわかった
- Scratchを立ち上げて動作確認
- コピーしたファイルを削除
- RaspberryPiの名前(Hostname)を変更するためraspi-configで作業画面を出して作業
- 作業完了後shutdown
体験してみると少し作業に対する不安が減ったように思う
注:
sudo shutdown -h now
とすると、名前解決ができないというメッセージの後強制的にシャットダウンされる。
そこで
LXterminalを閉じてデスクトップのshutdownアイコンからshutdownするようにした。
2014年7月10日(木)
Scratch日本語パッチあてる・Hostname(PC名)変更する
37個分終了約3時間半で作業終了
音声関連のトラブル解消
黄色のコンポジット端子のとなりの黒い音声出力端子にヘッドホンを繋いでも音が聞こえない。
HDMItoVGA変換についている音声出力からTVの音声入力端子に繋ぐとちゃんと聞くことができた。
最終更新時間:2014年08月22日 14時16分50秒 counter: 29712